2011年10月2日日曜日

はやぶさ(FOX版)

堤監督がメガホンを取ったという事で、戦々恐々で見に行ってきました。
監督の演出力はやっぱり、というのとノンフィクションの力のすごさを見せつけられた作品となりましたが、上映時間の長さ(2時間越え)と初日15時の回にも関わらずガラガラな入りを見ると、興味のある人は早めに行った方が時間も選べていいのではないでしょうか。

「モテキ」映画版

どれだけ激しい運動をしてもずれない眼鏡CM、パルクール的な森山未来のダンスやアクションを愛でる映画としてお勧めです。あとオープニングの豪華絢爛妄想神輿のスクリーン映像化かな。。。

2011年8月16日火曜日

2011年6月13日月曜日

人の所為の観察者と故郷

残念(デジタル大辞林)
1 もの足りなく感じること。あきらめきれないこと。また、そのさま。「―なことをしてくれた」
2 悔しく思うこと。また、そのさま。無念。「負けて―だ」

 村上春樹氏がスペインでの講演で感じた事。村上春樹氏が言われた事は別段おかしくないとは思うのです。但しそれが2011年3月11日より前だったら。私がひっかかるのはその点だけです。

2011年2月21日月曜日

見たい映画2011

英国王のスピーチ:見た。ウインザー公に何故スパイ系の小説家は惹かれるのかが興味深い。
マクロスF続編:見た。うーん。。。何故かスタトレDS9のシスコ司令官を思い出しましたよ。
THE FIGHTER:見た。ボクシング実話物。途中で挫折。リアルすぎる。
TRUE GRID:見た。コーヘン兄弟監督作。主演のジェフ・ブリッジス、次々と出ているなぁ。
シリアスマン:見た。コーヘン兄弟監督作。お蔵入りしそうなところ、ようやく日本上映決定。既に東京ではやっているらしい。名古屋でも公開。但し1カ所だけか。

WINTER'S BONE:町山さんが推していたと思いますが公開決定らしい。11/24見た。

2011年2月8日火曜日

2010年12月31日金曜日

私的映画ランキング2010

私的2010年映画ランキング(2010年に映画館で私が見た基準)。見たのは36本でした。

2010年11月29日月曜日

米澤穂信「折れた竜骨」


米澤作品は古典部シリーズ、「さよなら妖精」、「ボトルネック」など日常の謎型ストーリーが多いと思っています。
これらの作品はストーリーが主でその中に謎解きが埋め込まれており小説の旨みや苦みを楽しめますし、ここが持ち味じゃないかと思っています。

「折れた竜骨」は魔術がある中世欧州を舞台とする事で本格推理を展開する舞台を構築したという意味で直球の本格推理勝負に出た作品。
戦闘シーンや細やかに書き込まれた世界観は素晴らしいのですが、私には何かが足りない。。。
多分もう一度読み返さないと結論は出そうにないのですが、一つ思い当たるのは今回のトリックは読んだタイミングではなるほどと思いつつも、それって分かる訳がないと思わせてしまっている点が問題の一つ。ある意味凄いロジックだけど、それって読み手の事は考えてないように思える。
ネタバレは出来ないからこれ以上は書きませんが、小説としては納得しかねるオチだなぁ。。。

この種の作品の先達としては北山猛邦さんの「少年検閲官」がありますが、
同作品を超えられていないように思えます。
こちらも本格推理の系譜に属する作品ですが独特の世界観、終末感は素晴らしいものがあります。この作品の終末感は未だ記憶に残っています。
こちらも東京創元社のミステリ・フロンティアレーベルですね。
少年検閲官 - 北山猛邦|東京創元社 http://ow.ly/3gr6a


「少年検閲官」で持ち込まれたルールはありえない世界観です。
ただ現代世界がベースなのでそのありえなさが想像力をかき立てる。
「折れた竜骨」は緻密な世界表現と言ってもそもそも中世に詳しい訳ではないし、そこで魔術解禁されても足腰が弱いのでファンタジーになってしまう問題。
正直別に中世欧州でなくても中世日本で良かったのではないか。
だとすれば、まだ立脚点があるのでそこで呪術が入ってきてもしっくり読めたと思う。
結局、修道士カドフェルシリーズに免疫があるかどうかなのかなぁ。。。
悪い作品じゃないけどいつものように没入し損ねたのが残念。

2010年11月14日日曜日

名古屋フィルハーモニー交響楽団第374回定期演奏会『サンクトペテルベルク』

名古屋フィルハーモニー交響楽団第374回定期演奏会『サンクトペテルベルク』
日時:2010年11月13日(土)16時〜17時40分
場所:愛知県芸術劇場コンサートホール
管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団
指揮:井上 道義
コンサートマスター:日比 浩一