2011年2月8日火曜日

twitter文学賞読んだ事があるよリスト(国内編)

絶賛モスポール中の作品もありますが……。

2阿部和重『ピストルズ』講談社…22 モスポール中
4上田早夕里『華竜の宮』早川書房…18 本作に投票!これなら納得の結果
4森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』角川書店…18 うーん。似たような作風はあるよなぁ。
8奥泉光『シューマンの指』講談社…11 クラシック音楽小説の極北的作品
10米澤穂信『折れた竜骨』東京創元社…9 カタストロフィーが起きそうで起きないのが残念。
11中森明夫『アナーキー・イン・ザ・jp』新潮社…8 面白かった!
11小川洋子『原稿零枚日記』集英社…8 モスポール中
11姫野カオルコ『リアル・シンデレラ』光文社…8
12貴志祐介『悪の教典』文藝春秋…7 レクター博士の日本版を作り出した点は脱帽。問題はシリーズ化っぽい内容でこのページ数は延ばしすぎ。
12中島京子『小さいおうち』文藝春秋…7 戦前・戦中だから不幸とは限らない事を「視点」で描ききった傑作。
14須賀しのぶ『神の棘』早川書房…5 最初のイラスト版の表紙が良かった。ナチスドイツ、欧州大戦をよく調べた佳作。
16村上春樹『1Q84 BOOK3』新潮社…3 「さらば宇宙戦艦ヤマト」が出た後で実は続くんだよと続編が出た時の怒りを思い出す。
16赤染晶子『乙女の密告』新潮社…3
16有川浩『ストーリー・セラー』新潮社…3 絶賛モスポール中
16小川一水『天冥の標 2』早川書房…3 このシリーズはいったいどれだけのテーマを描くのだろうか。
17万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』筑摩書房…2 万城目さんはいつか直木賞を獲るだろうと思っていますが、その観点ではこの作品でのエントリーは戦略ミスだと思った。
17藤真千歳『スワロウテイル人工少女販売処』早川書房…2 絶賛モスポール中
17角田光代『ツリーハウス』文藝春秋…2 絶賛モスポール中
17小川一水『天冥の標 3』早川書房…2 ホーンブロワー的なテイストも感じる。
17高殿円『トッカン』早川書房…2 何か納得出来ないものがあるんだよなぁ。
18入江悠『SRサイタマノラッパー』太田出版…1 映画版は第三者視点を徹底した事で主人公たちを客観視に成功。
18有川浩『キケン』新潮社…1 工科系大学の空気感を活写。ほんと有川さんは特殊な男社会を描くのが上手。
18壁井ユカコ『五龍世界』ポプラ社…1 モスポール保管中だと思われる。
18河野裕『サクラダリセット 2』角川書店…1 モスポール保管中だと思われる。
18泉和良『セドナ、鎮まりてあれかし』早川書房…1 不思議な読了感だが外惑星で人工太陽、テラフォーミングは必然性に難。
18富樫倫太郎『早雲の軍配者 』中央公論新社…1 ライトノベル的な時代劇小説。
18池井戸潤『民王』ポプラ社…1 SFガジェットを使うなら、もう少し仕掛けを入れて欲しい。
18米澤穂信『ふたりの距離の概算』角川書店…1 古典部最新作はダーク指向。