2017年1月5日木曜日

「この世界の片隅に」での救い

   「この世界の片隅に」は最初に戦前の日常を少し見せ、すずさんが嫁いでからは物資の引き算が始まり、そして連合軍の爆撃が本格化した所から、人の命が奪われる局面へと入っていき、最後は敗戦によって少しずつ日常へと回帰していく物語となっている。

 この作品では逝った人、生き延びた人それぞれに救いが描かれている事がある。少しの出来事が相手にとってはとても大きな救いになっている事もあった。その事を少しまとめてみたい。

以下、原作や映画の核心部について触れている部分が含まれますので、映画をご覧になった方、原作を読まれた方のみご覧下さい。