2013年1月12日土曜日

[Touring] 年末年始紀伊半島の旅


12月29日(土)「もうひとりのシェークスピア」で映画納め

買い物後、シネコンへ。スーパー銭湯でさっぱりしてから映画納めとして「もうひとりのシェークスピア」を23時からのレイトショーで。
いや、これが拾い物の傑作。エメリッヒ監督、こういうのも撮れるんだなと思った次第。
終了後、雨が上がった夜空をとぼとぼ車に戻って国道23号で三重県へ夜間走行。トラックが走り抜ける合間を縫って津近くまで南下してから高速に入りすぐのSAで車中泊。


12月30日(日)国道42号線ぶらり旅

コケコッコー共和国

SAにて起床。雨の伊勢道へ戻る。結構な交通量。勢和多気ICで高速を出て近くの「コケコッコー共和国」へ。鶏&卵の生産をされていて、地鶏を頂ける食堂も併設というところ。ここで地鶏のやわらかめ、かためを頂いたのですが、かための方が味わい、歯ごたえがあってよろしいですね。



書店観測:三洋堂書店大台店
国道42号を下って行き、道の駅「奥伊勢おおだい」で休憩。隣のスーパー敷地に三洋堂書店大台店があったので立ち寄ってみる。三洋堂全般的に言えますが、品揃えが弱くなっていてこの店も同様。ともかく文庫を揃えてハードカバーは国内作家で、あとは雑誌とコミックス類充実の上でレンタルコーナー等併設。

書店観測:KEN'S(紀伊長島)
再び国道42号線南下。道の駅紀伊長島マンボウで休憩後、地元の書店KEN'Sへ。ここは以前2回ほど立ち寄っていますが、高校生向けと思しき喫茶コーナー(机とカップベンダーがある)があったりと面白いお店ですが、やはり文具やCD販売コーナーが目立つかなと。本の品揃えは文庫、雑誌、コミックスという定番パターンで普通の部類かなと。ここでミリオタ稼業の雑誌を2冊ほど購入。

ある道の駅の怨霊の音量
その後道の駅海山を経由して道の駅熊野きのくに。21時回っていたと思いますが、車はゼロ。ここで車中泊きめるかと思ったらどこからともなく人の声が。
「おおっ、怨霊現象」と思ったら道の駅の建物にスピーカーが設置されておりラジオを小さな音量で流していたという。。。これ、車中泊組排除の為の取り組みですかねえ。
結局、さらに国道42号線を進んで太平洋が見える道の駅パーク七里御浜でこの日の作戦終了。


12月31日(月)護摩壇山寒中撮影

国道311号線で紀伊半島中央部へ
道の駅パーク七里御浜にて起床。のんびり本など読みながらまったりしてみたり。蜜柑販売所で完熟みかんをGet。ウマウマしつつ昼前に離脱。国道42号線を北に戻って国道311号線で熊野方面へ快足ドライブ。
熊野市役所紀和庁舎を過ぎて国道169号線合流まで林道に近い1.5車線舗装路を通って峠越え。その後はあっさりと国道168号に合流。道が混みやすい新宮市回避ルートとしては使えますが対抗車次第な面はあります。(サンデードライバー&3ナンバーが来るとなかなか引いてくれないですし)

中辺路界隈
国道168号線を少し走ると再度国道311号線分岐。ここからは快走路が続きます。
この道、旧龍神村方面と熊野を結ぶもっとも楽な道。他に国道425号線や県道がありますが離合困難個所が多い狭隘路なので、まずはこちらになるんですよねー。
また「古道歩きの里ちかつゆ」にJAスーパー&食堂、お菓子屋さんと駐車場が出来ており大変便利になってます。
そして以外に面白い場所が道の駅熊野古道中辺路(なかへち)。小さな売店&食堂のある道の駅ですが、規格外蜜柑が一袋百円となっていたりとこちらもお勧め。このあたりで昼食休憩後、国道311号線から県道198号線に入り一気に北上して国道371号・425号線重複区間、田辺市龍神村に突入。

高野龍神スカイラインで護摩壇山寒中撮影

龍神温泉を一旦通り過ごして高野龍神スカイラインにスタッドレスタイヤテストへ。龍神温泉区間は積雪なしだったのですが、護摩壇山近く1000mまで高度を稼いでいくと粉雪が積もって解けてブラックアイス化した状態に。3年目のスタッドレスタイヤはまだまだ溝もあったので時速10km程度で徐行すれば問題なく走行可。ツルツルの道を1kmほど進んで護摩壇山スカイタワーのパーキングに到着。写真を撮ってワイルドライフ入り口まで車を戻して駐車スペースに車を乗り入れようとしたら曲がらず滑りながら駐車スペースに進入。そこはまだ積雪があったのでグリップが戻ったのですが、ま、あれで時速20kmも出したら事故になるなと思った次第。
ここで再びD2Hを持ち出して写真撮影した訳ですが、急に風が強まり体感気温は零下10度ぐらい。3分も素手でカメラを握っていたら冷えきって感覚がなくなるため、撮っては車に飛び込み暖をとってから再度飛び出してを2回ほど繰り返し。

龍神温泉元湯
すぐ道を下って龍神村に戻り、道の駅龍神で仮眠。夕暮れ後に龍神温泉元湯に移動。
ここのお湯はぬめり感が最高でここ10年、年1、2回通っています。内湯(岩風呂、檜風呂)と露天風呂しかないのですが、そのシンプルさが良いんですよね。

年越え宿営地を求めて
温泉を出ると県道29号線経由で白浜へ。この県道、一昨年の水害で稜線沿いの道路が一部地盤流出で相互一方通行の仮設道路になっているのですが、結局2012年もその状況は変わらず。
白浜の某丼チェーンで夕食後、国道42号線を移動。道の駅椿はなの湯は、道の駅志原海岸を経て道の駅イノブータンランドすさみで車中泊のはずが、年越し前後からイケていると勘違いしている車とバイクが集まって来て爆音集会状態になり急遽離脱。あれは参った。
結局、串本も通り過ごして道の駅那智まで移動してようやく車中泊場所確保してこの日の作戦行動終了。


1月1日(火)撮影始め

道の駅那智/JR那智駅
日の出直後に起床。D2Hを持ってJR那智駅を探索。海の側に面している無人駅。なかなか風情はあります。道の駅もこのJR駅に隣接する形であるので車の人にもお勧めポイントであります。



道の駅パーク七里御浜のレストランでシラス丼
道の駅を出ると那智勝浦新宮道路(無料区間)を通って新宮市手前までワープ。熊野川を越えると川沿いに国道を走るのですが、この部分を山を抜いてショートカットする紀宝バイパスの隧道工事が進んでいるようで比較的将来に開通しそうな感じがします。
そしてループは閉じて再び道の駅パーク七里御浜へ。正月のお昼はシラス丼を美味しく頂きました。ここの道の駅、面白い構造になっていてスーパーと道の駅売店施設が一体化。で、2階には食堂があったりとショッピングモールが特殊進化した形になっています。ただ建物の老朽化は進んでいて今後どうなるのかなというのは見ていて感じます。


海岸線を行く国道311号線

昼食後、国道42号線を北上して途中海沿いを行く国道311号線へ突入。海沿いの1.5車線離合困難区間有りの道路。絶景ですが、対抗車が要領を得ない人が来るとやっかい。
幸いこの日はうまくやり過ごせましたが、後続が車間を詰め過ぎてこちらのバックスペースを潰してくれたのは参った。。。
大変道が狭く家の軒先をかすめて走るような区間が少しあるのですが、その家の駐車場に高級外車が多かったのは印象的でありました。
九鬼までは回らず途中熊野尾鷲道路を使って国道42号線に復帰。この時後続車の高齢者ドライバーがずっとテール・ツゥ・ノーズされてきたのは啞然。事故にならなくて良かった。


書店探索:TSUTAYAWAY尾鷲店
店名から分かるようにレンタル併設。品揃え傾向はやはり文庫/コミックス、雑誌主体。お店の外にシネコンの上映ポスターが貼ってあったのですが新宮市のものだったのに驚く。ここからだと結構な距離があるので。。。


県道603号線の謎
道の駅海山の先にある県道603号線で宮川貯水池を抜けて一気に国道166号線に抜けるルートを思いついたのですが、この道どうやら継続的な災害通行止め道路と化しているようで、国道を曲がるとすぐ告知看板が出ていて断念。調べてみると2003年あたりから開かずの道路となっていて、三重県も復旧放棄はしないものの何年かかるかという状況らしい。(そもそもそれ以前も通行止めが多かったとの事)
宮川貯水池の修繕は国道166号側から出来るので必要性は低いという事みたいですが、なら正式廃道すればいいのにと思うのですが、こういうものは概ね放置は国も県も変わらないようです。

国道368号線で美杉へ悪路旅

道の駅木つつ木館(神社併設道の駅らしい)、道の駅奥伊勢おおだいで休憩の上で国道42号線を勢和多気まで戻り国道368号線伊勢本街道で美杉へ。このルート1カ所見落とすと大変な区間があります。飯南町横野から西へと国道を進むとまたまた離合困難1.5車線程度の林道のような峠道に突入。もう眠いと思いながら走るにはヘヴィー極まりなくここを抜けて道の駅美杉に着く頃にはヘトヘト。そしてこの道の駅には1台も車中泊組がいなかった衝撃。いや、安全面を考えると同業者が1台ぐらいいないと辛い。
地図をチェックして更に西に進むと道の駅伊勢本街道御杖がある。ここは温泉施設併設なので車中泊組がいるだろうと前進。道は幸い快走路で楽に到着。ありがたい事にキャンピングカー等3台ほど車中泊組が。そしてバイクを止めて数名がトイレの前でたむろっていたのですが、灯りがあるところで静かに話をしたかっただけらしく平穏。ということでこの日は道の駅伊勢本街道御杖で車中泊する事にして作戦行動終了。
(写真は移動中に遭遇した鹿の家族連れご一行様)


1月2日(水)JR名松線の不思議探索

JR名松線災害不通区間

道の駅伊勢本街道御杖で7時頃起床。日帰り温泉施設は11時オープン。待っていられないので国道を戻ってJR名松線探索に。伊勢奥津駅のパーキングに車を停めて、既に3年列車が来なくなった駅舎とレール、蒸気機関車時代の給水塔を写真撮影。
名松線は2009年の災害で家城駅から終点伊勢奥津駅までが不通。そんな凄まじい災害があったのかと並走する道路沿いを走りながら見ていたのですが、地盤流出といった致命的な災害区間は見当たらず目が点に。
自宅に帰ってから名松線の歴史を調べてみましたが、当初想定していた名張〜松阪の鉄路開拓は近鉄に先を越され、赤字ローカル線として国鉄時代から目を付けられていたものの道路整備が遅れているという理由で廃止を免れて来た路線。
今回もJR東海が山林の荒廃で今後も災害不通多発の恐れがあると廃止提案したところ、地元の三重県と津市が治山工事を行った後で再開する事で合意されているとか。
ただ、廃止候補だった区間も大幅に乗客数を減らしており、もともと廃止除外理由だった道路整備も進んでいる現状を考えるとJR東海が他の区間の収益で赤字補填してどこまで保持すべきかというのは行政もよく考える必要はあるのではないか。もうこういった路線を無条件に支える事は出来なくなりつつあるのは確かで、では何を保持すべきか選択は必要。問題を先送りしただけに見えますね。

三重県道28号線北上旅
探索後、ダム湖畔の水神公園でまったりとツイッターチェック。進路検討した結果、県道28号線トレースを決定。産業道路である国道23号を回避して渋滞無縁の単独走行を堪能。伊勢の山裾を走るルートなので一直線ではないのですが、車なので気楽に巡航出来るのが良いところ。

書店探索:あおい書店亀山店
亀山であおい書店亀山店を発見。即時突入。ああ、と思ったのはコミックス/DVDの中古販売コーナーが書店面積の半分程度を占めていたのを見た時。こういう店舗は今後間違いなく増えます。原因は新刊書の現象と中古販売の利益率の問題。ただ、中古販売は自分の足を食べているようなものでどこまで持つのかなとは思う。
というような事を考えながら本を見て回ったのですが結局何か本を買うぞという目的を持ってうろうろした結果2時間ほどかけて文庫本を買って離脱。

書店探索:本の王国鈴鹿店
このあとイオンタウン鈴鹿で本の王国鈴鹿店に立ち寄ったのですが、こちらはレンタル部門の営業終了告知に続けて書店部門も1月末営業終了との掲示。実はハヤカワSFの「ゴリアテ」を探していたのですが、ペーパーバック仕様=ハードカバー準拠のお値段のSF翻訳書はほとんどおかれておらず。結構大きな書店だったのですが、ここですらこれかというのが正直な感想。
書店の品揃えを計る際、ハヤカワのペーパーバック版SF/ミステリー翻訳本と岩波新書の有無は一つの指標になり得るかなという仮説を持つに到ったのですが、あとは地道な実地確認ですかねえ。

国道306号線四日市菰野バイパス
国道306号線トレース。四日市菰野バイパスが完成していたのは大助かり。ここの旧道は突如道幅が狭くなってしまい対抗車離合要注意区間でした。バイパスは山を一直線に登って下って行くなかなか剛毅なルーティング。
交通量が多かったので道の駅菰野に車を停めて19時頃まで休憩。読書して時間をつぶす。

書店探索:三洋堂書店南濃店
国道の交通量もめっきり減ったので走行再開。国道421号線経由で国道258号線を大垣方面に走行。三洋堂書店南濃店を発見して即座に飛び込み。
ここで驚愕の新発見。新刊書と一緒に「古本」と分かるシールが貼られた本が同一書棚に並んでいるといる。そして説明貼り紙には「新刊と古本を選べます。古本は半額程度」といった説明。amazonのマーケットプレイス商法をリアル店舗でやるのかというのは驚きですね。
この日は結局、道の駅月見の里南濃で車中泊。


1月3日(木)帰宅
5時目が覚めて寝られず。早々に自宅に帰ろうと走行再開。大垣から国道21号線へ。流石にこんな時間なのでガラガラなのであっという間にRTBでありました。