2013年1月20日日曜日

セントラル愛知交響楽団第124回定期演奏会 ~初春や鬱吹き飛ばすベートーヴェン~

日時:2013年1月11日(金)18:45〜
海上:しらかわホール
指揮:下野竜也
管弦楽:セントラル愛知交響楽団

演目:

 シェーンベルク:室内交響曲第2番Op.38
 (休憩)
 ベートーヴェン序曲集~
 ・歌劇「フィデリオ」序曲
 ・アテネの廃墟
 ・シュテファン王
 ・レオノーレ第1番
 ・レオノーレ第2番
※都合でベートーヴェン序曲集は離脱。

仕事の関係でシェーンベルクの室内交響曲第2番だけ聞いてきました。狙いは無論下野竜也氏。2012年の名フィルでの熱演は忘れられず、この日も楽しみにしてました。
この日のプログラム、11月の恒例日本作曲家プログラムに負けず劣らずの変化球。前半にシェーンベルク、後半にベートーヴェン序曲集というのは見た事がありません。
名フィルとセントラル愛知の意欲的なプログラム、東京から当地に転勤してどのようなクラシックコンサートが聞けるかなと思っていた頃がありましたが、今は日本を代表するオケを二団も擁する素晴らしいエリアだと思っております。(持ち上げ過ぎか)

さてこの晩に聞いたシェーンベルク。曲想がめまぐるしく変化。管楽器はソロでの聞かせどころが多い作品だなと思った次第。この日に備えてiTunes Storeで楽曲をダウンロード購入していたのですがピアノ四手編曲版でこういった各パートの面白みを知るには不適当でした。(ピアノ版も良いのですけどね)
という状況だったので曲の行方が分からない状態で聞いておりまして、楽曲に意表をつかれたところはあります。

この日の下野さんとオケは好調。流麗な指揮に対してよく響いた演奏でした。仕事を抜けて聞きに行った甲斐があったかなと。