日時:2010年5月29日(土)16時〜18時
会場:可児市文化創造センター主劇場
指揮:クリスティアン・アルミンク
管弦楽:新日本フィルハーモニック交響楽団ピアノ:高橋礼恵
コンサートマスター:西江辰郎
演目:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲変ホ長調第5番『皇帝』作品73
ドヴォルジャーク:交響曲第9番ホ短調『新世界より』作品95
アンコール
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
・選曲は鉄板。新日本フィルのコンサートは3回目。アルミンクさんの指揮ぶりはブリテンの戦争レクイエムで感動していたので期待。
・ベートーヴェンはソリスト、オケ、指揮のバランスが良かったと思います。
・ドヴォルザークは第2楽章のイングリッシュホルンであれっ?と思ったシーンがありましたが、以後は快調に演奏。
・アルミンクさんの指揮は体全体を使いつつも動作はコンパクト。それでも鳴る所は鳴るし、小さくすべきところは小さくなるあたりは長年の関係の賜物なのかなと思ったり。(これは先日聞いた名フィルの演奏のありようを見て考えさせられた)
・終演後アンコール。アルミンクさんが指揮台に戻ってきて第1ヴァイオリンの方を向くとさっと演奏に入ったのは興味深かったですね。オケも緊張感があったから即応出来たのだろうと思う次第。
指揮のアルミンクさんと新日本フィルはトップクラスのオーケストラだと改めて確認出来ました。可児市の公演、来年も続けて欲しいですね。(演目は1曲程度冒険して欲しいところですけど)