デジタル一眼レフは過渡期にきていて、D800のような超高画素モデル(これがD一桁モデル扱いされなかったあたりが気になる)とNikon 1 J2といったレンズ交換式ミラーレスカメラの台頭が始まっています。
後者は電子シャッターを活かした連写機能を搭載しており、AF/AEといった技術を除くとスペック上は同等またはそれ以上の機能が実現されるようになってきています。
どなたかがD4やEOS 1D Xのような高速連写重視のモデルが将来なくなる可能性を指摘されていました。まあ、そういう未来があり得るところに来ている。
航空機写真趣味は望遠レンズと連写性能に支えられているところがあります。D1H、D2Hと主力機を選んで来たのは全てこの目的の為でした。もしD800のような高画素型と今の所小さなイメージセンサーしか持たず、AF/AEはまだまだ弱いミラーレスカメラが主流となった場合、D4のような高速連写重視型のカメラの系譜が途絶える可能性はないとは言えません……なんて事を考えて自分の心のスイッチを押しました。
D4を触っていると操作体系は、伝統墨守なニコンらしく違和感なし。ただ一方でメニュー体系は機能の複雑化を反映して内容が大幅に変わっていて、今の所???という感覚は抜けません。さすが8年間もD2Hを使って来ていると内容理解があくまでもこのマシン限定になっているなあとは実感。D2Hの体験を活かしてD4を使いこなす!となればいいのですが、実際の所はD4の考え方に早くなれて行くしかないという結論しか出なさそうな予感はあります。