2012年10月9日火曜日

[Photo] 国道352号線(福島県檜枝岐村〜新潟県魚沼市)紀行

福島県檜枝岐村、午前5時

福島県檜枝岐村にて。黎明時の夜空に浮かぶ月
山を横切る線=国道352号線。
これから谷筋に降りて見えている道路を登って行く事になる。

残雪。夏を越えて残っているあたり、夏の短さを感じさせられる。

見えている橋脚も国道352号線。どれだけのカーブを曲がればあそこに辿り着けるのか。

路肩欠損個所の工事風景。
昨年の水害で多大な被害を受けており復旧工事が続いている。

奥只見湖岸道路である国道352号線は6月前後にならないと冬期閉鎖が解けない。
工事は短い夏にしか出来ないので来年も引き続き行われると思う。

本来はこういう風景が普通。今年は違った。

秋を感じさせる薄


ふくしまスカイパークの帰り道。物好きにも国道352号線アタックを思いつく。交通規制情報をチェックするとノーマーク。これを逃すともう冬期閉鎖目前になるので行ってみるかと土湯峠〜会津若松〜会津田島へと南下。途中、弥五郎温泉郷の湯に立ち寄り。
こちらは大人300円というリーズナブルな温泉。こじんまりとしていますが、雰囲気が良いのでお勧め。
温泉を出ると一路田島方面へ。途中国道289号駒止バイパスを抜けて道の駅きらら289で休憩。温泉施設があるそうですが、この界隈を通る際は一本南側の国道を通るので存在気付かず。そうそう来れるエリアでもないのでまた忘れるだろうなあ。
国道401号を南下して国道352号線で桧枝岐村へ。このあたりで21時。そのまま新潟側へ抜けようかと思ったのですが、疲労がピークに来たので、ミニ尾瀬公園駐車場に引き返して車中泊決定。灯りといえば駐車場に張られたテントから漏れる懐中電灯の灯りと時折通る車ぐらいという漆黒の闇。どうかなあと思ったのですが、人気はあったので特に問題なく熟睡。但し明け方は0度近くまで気温が下がり寝袋ですら寒い状態でありました。

明け方トイレ、トイレと思ったら無灯火。眼鏡クリップ型ヘッドランプの留め金が壊れていてどうしようかと困惑。手にもって真っ暗なトイレに飛び込んでなんとか済ませましたが、あれは失策でした。きらら289の方で休むのだった。

明け方の国道352号線を走り始める。新潟県境は地形が変わってしまっていて、以前あった県境標識は消え失せていた。工事が多く対抗車もちらほら。雲は多いが青空の朝の道をひた走り。枝折峠は回避しておとなしくシルバーラインに入る。久しぶりの秘密基地連絡通路感満載のダム工事用隧道を抜けて国道17号線近くの道の駅へ。

(続くかも知れないし、続かないかも知れない)