2019年2月5日火曜日

[iOS][iPad] 短縮語、記号をユーザ辞書登録する際の読みの工夫

iOS日本語入力機能のユーザ辞書の読み登録が意外に柔軟なので、その点を用いて記号や短縮語など2〜3キーで呼び出す方法を紹介します。iPadで外付けキーボードでローマ字入力を使っている人向けですが、応用でかな入力やフリック入力にも応用できます。
(iOS12端末で確認)
iOS日本語入力のユーザ辞書では「gh」「gs1」など母音を含まない読みを登録できます(というか何もチェックしてないみたいなので読みとして使えない文字すら登録はできるという手抜き実装されてます)。

例えば「gh」→「 +」を登録しておくと全角スペース+「+」を変換できるようになります。全角スペース入力が一切閉ざされているiOS日本語入力の場合、Webやメールの全角空白をこのような読みで他の文字を付け加えて登録しておいて変換後余計な文字を消すのが現状一番簡単な全角スペース入力方法になってます。

筆者の場合、「gs*」にGoogle検索のsite:句を登録していて政府機関+大学ドメイン限定の検索など簡単に指定できるようにしてます。
「gw」はcommand+spaceでiOS検索画面を呼び出しそこから設定app Wi-Fi設定を一発で呼び出す際の検索キーワードの短縮読みを登録してます。
「gy*」はテンキー方向に合わせた矢印を登録しているものです(「gy1」は入力ミスをよくやるのでヘルプ的な内容を登録)。


フリック入力ではアルファベット入力は面倒なので一般的な読みがない言葉で別途登録してます(「さいとく」→「site:.ac.jp OR site:.go.jp」、「さいとくいい」→「site:.ac.jp OR site:.go.jp OR site:.co.jp」等)。この方法を用いればiPhoneフリック入力でも似たような使い方は出来ます。

なおMacOS HighSierraの日本語変換では「gh」で変換が出来ないのでフリック入力のようなローマ字で登録する必要があります。