ある映画関係雑誌の座談会文字起こし記事で痛烈にアニメーション映画を嫌っている実写系作品の監督・脚本家の意見を見た。観客が見る目がないという話をある映画祭で書かれて、それがネットに引用されて批判を受けたという流れでした。
私はあれを良い意味での挑発なんじゃないかと思うようになっていたのですが、どうやら座談会での攻撃の仕方を見ると下手に製作関係者を批判すると面倒だから観客の見る目のなさのせいにしているようにしか思われた。つまり表裏もへったくりもなく本気だった訳です。本当に観客の見る目がなくなったのか。それとも別に原因があるのか。少し考えてみた。